トゥフテルン・ハイキング(5)
トゥフテルンに到着して
景色を撮り
よく見えないマッターホルンを
心眼で眺め
添乗員の薦め通り
同じ道を戻ることにしました。
マッターホルンはこれしか見えませんでした。
戻り始めて間もなく
例の(ベンチの)ご夫婦と出会いました。
奥さんが「あら、戻るの?」と驚いた様子でした。
「私たちはこの先に進んでツェルマットに下ります」
とのことで
「とってもいいコースだから、あなたたちも歩いたら?」
と勧めてくれました。
「お昼を持って来ていないのです。
ここのレストランが開いていないからスネガで食べます。
おなかも空いたし、戻ります」
といってサヨナラしました。
この時は
奥さんだけでなくご主人も手を振ってくれました。
サンドイッチでも持って来ていれば
そのコースを歩いて見れたのにと
残念でしたが
同じ道を戻りました。
ワスレナグサ。
英語では「Alpine forget-me-not」(アルプスのワスレナグサ)
可愛い花。
この日最もよく見えたマッターホルン。
帰り道の途中です。
3〜4人見えていますが
そこが3叉路になっています。
左に曲がって
少し登ると地下鉄の駅です。
駅の隣にビュッフェ式のレストランがありました。
ここで昼食を食べている内に
かなり強い雨になり
出て来た時は小降りになっていました。
雨になったのでは
マッターホルンは見えません。
歩いたし
花も撮ったし
鹿にも出会ったし
昼食にもありつけたし
満足して
地下鉄でツェルマットに戻りました。