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Photo & Essay

◎  雑司が谷界隈散歩(1) 


カメラを持って街歩きするのは楽しい。
連れに遅れないよう
時間を掛けずにパチパチ撮るのだが
つい熱中しすぎて
はぐれてしまったり
怒られたり・・・

今回は正月の雑司が谷界隈の散歩。


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鬼子母神参道入り口のミミズク

雑司が谷といえば鬼子母神。
鬼子母神にはススキの穂で作ったススキミミズクがお土産として売られていた。
でもそれは遠い昔。
作る人がいなくなって・・・

それを復活しようと頑張っている人たちが作ったススキミミズクが
雑司が谷案内処で売られているそうだが見ないでしまった。


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鬼子母神境内のミミズク


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鬼子母神境内の・・・

「ミミズクとフクロウ」
どちらもフクロウ科で
ミミズクにはいわゆる耳(羽角)がある。
しかしその羽角は長く伸びたものから
ほとんど判別できないほど小さなものまであるとのこと。

上の写真は耳がないからフクロウかとも思われるが
鬼子母神の境内にあるのだから
やっぱりミミズクかも知れないし・・・

◎  雑司が谷界隈散歩(2) 


鬼子母神参道を入っていくと
まず妙見堂があり
鬼子母神のお堂はその裏手になる。
境内には大黒様の祠があり
赤い鳥居を連ねた武芳稲荷神社がある。

境内を出てこの界隈を歩くとお寺がいくつもある。
ほとんどが日蓮宗。


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北辰妙見堂

妙見様はまたの名を北辰菩薩・尊星王などといい
北斗七星を神格化したもの。
この妙見堂は天明8年(鬼子母神堂の本殿建立の122年後)である。


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鬼子母神堂本殿右側


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本衲寺

慶安3年(1650)創建の日蓮宗の寺。
建物はさほど古くなさそうだが
端正な形に惹かれた。

◎  雑司が谷界隈散歩(3) 


街を歩いていると
真冬だけれど
花がある。


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シクラメン


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アロエ


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ブーゲンビリア

◎  雑司が谷界隈散歩(4) 


鬼子母神から少し歩くと大鳥神社がある。
この神社はもと鷺明神と称し正徳2年(1712年)鬼子母神境内に創祀され
厄病除けの神として尊崇されていたが
明治維新の神仏分離に当ってこの地に移ったとのこと。

御祭神は
日本武命(やまとたけるのみこと)
倉稲魂命(おいなりさま)
蛭児大神(えびすさま)

その恵比寿様が雑司が谷七福神の一つとなっている。


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恵比寿神像

福の神、商売繁盛の神として崇められている。
大きな巾着に乗っているが
中にはお金がたっぷり入っているのだろうか〜


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本殿の幔幕と照明

ここにも巾着袋がある。
調べてみたら
大鳥神社の神紋「福包み紋」であるとのこと。


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石門の福包み紋

紐が片方落ちてしまっているが
輪になった左右の結び目が目のように見えて
ミミズクの顔・・・
と思った。

◎  雑司が谷界隈散歩(5) 


散歩中の風景


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路地の郵便配達


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曲がった線路
(都電荒川線)


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見上げれば・・・

◎  雑司が谷界隈散歩(6) 


雑司が谷路地風景


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路地の奥には洋館が・・・


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花のある路地


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路地の向こうに高層マンション

◎  雑司が谷界隈散歩(7) 


威光山法明寺に参拝。

日蓮宗の寺で
鬼子母神堂はこの寺の飛び地である。


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山門


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本堂の猫


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鐘楼と冬桜

◎  雑司が谷界隈散歩(8) 


散歩の最後は色々な像


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タヌキの一家


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仙行寺の大仏

暗いお堂に安置されている。
入り口にわざわざ
「撮影自由」と書いてあるので撮ってきた。 


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池袋駅舎のウサギ

駅に向かって横断歩道を渡りながらパチリ。



これで雑司が谷界隈散歩は終わりです。

◎  公園散歩(1) 


2月1日
久しぶりに公園へ行ってみた。
その後の蝋梅は? 
梅は?


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日射しはあるが風の冷たい日だった

ものみな枯れて
公園を訪れる人は少なく
春はまだ遠い


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蝋梅は満開


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多くはないが見にくる人がいる
そして一眼レフやらスマホやらで
写真を撮っている
撮らないで見てるだけという人は
ほとんどいない

◎  公園散歩(2) 


梅園の梅はまださっぱり

ではお茶室の梅は?
お茶室へ行ってみた


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紅梅は満開に近い
例年白梅が先で紅梅は後なのに
今年は順序が逆のようだ

紅梅の下に茶席が設けてあるが
風が寒いから誰も居ない
屋内の茶席には人影が見えたが
戸外にいるのは写真撮りの人だけ


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白梅は咲き始め


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◎  公園散歩(3) 


この日の公園行きは
梅園の梅がまだと確認して
蝋梅園を見て
お茶室の庭を見て
それだけで帰った


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福寿草

紅梅の下に1輪だけ咲いていた
ピンクの花びらは散った紅梅


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水仙

数株咲いていたが
辛うじてこっちを向いていたのはこれだけ
あとは完全に向こう向き


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窓辺の花

公園からの帰り道で



これで公園散歩は終わり

◎  新宿界隈散歩(1) 


今日から新宿街歩きの連載を始める。
スタートは西武新宿駅北口から。


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歩道


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ガラス窓に映る駅の看板


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西武鉄道特急「レッドアロー」

◎  新宿界隈散歩(2) 


階段尽くし


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屋内にも屋外にも階段


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階段に下と上にタイの国旗

レストランらしかった。


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非常階段

◎  新宿界隈散歩(3) 


職安通りを東に進む。
この辺りは韓国系の店が多い。


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小路


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ちょっと広い小路


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アメリカ産のザクロ

韓国系スーパーの前に陳列


◎  新宿界隈散歩(4) 


職安通りをさらに進む。


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小路


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買い物


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ミラー

◎  新宿界隈散歩(5) 


稲荷鬼王神社に到着

天保2年(1831)大久保村の氏神であった稲荷神と
熊野から勧請されていた鬼王権現を合祀し
稲荷鬼王神社となった

とのこと。


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本殿

ビルの谷間の小さな社だが
江戸時代からの由緒ある神社。


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手水鉢

鬼を祀っている神社なんだから
鬼にこんな苦労をさせないで
もっと優遇すれば良いのに・・・
といつも思う。

この神社の節分の豆撒きでは
「福は内 鬼は内」というそうだ。


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手水鉢

鬼の手水鉢は使われていないから
こちらを使う。


稲荷鬼王神社に伝わるその年の干支由来を書いた紙が置いてある。
沢山のことが書いてあるので
要約抜粋して紹介する。

今年の干支『亥』
五行思想では「亥」は「水」の属性であるから「火伏せ」の力がある。
今年の干支「亥」つまり「猪」は多産であるゆえ豊作の年である。
豊作は金運・財運の豊かさにも通じ商売繁盛も表す。
「亥」に似た「刻」という字がある。
時を守る厳しさが求められる年である。
亥年は見た目の変化や声高な主張は「吉」ならず
慢心を抑え内部の力を充実させ
自分のあるべき場所で力を使うことが「吉」に通じる。
寄り道せずに目的に真っ直ぐに進むことが成功をもたらす。

◎  新宿界隈散歩(6) 


稲荷鬼王神社を出て
再び職安通りを進む。


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クレーン


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花屋


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枯れ木

◎  新宿界隈散歩(7) 


新宿7丁目交差点で
明治通りを渡った。
目を惹く〜〜目を楽しませてくれる
建物がいくつもある。


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◎  新宿界隈散歩(8) 


抜弁天交差点に来た。
ここに永福寺という小さな曹洞宗のお寺がある。


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本堂のガラス戸


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境内に落ちる枯れ木の影


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モクレン

小さな蕾をいっぱいつけている。
下にあるのは左から
大日如来像と地蔵菩薩像

◎  新宿界隈散歩(9) 


抜弁天交差点からちょっと入った小路にに
法善寺がある。

日蓮宗のお寺で
本堂には極彩色の「七面明神像」が祀ってあるそうだが
お目にかかったことはない。
本堂脇のお堂に七福神のひとつ寿老人が祀られている。


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法善寺入り口


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本堂の屋根

法善寺といえば
大阪難波の法善寺が有名。
北側の細い通りが「法善寺横丁」としてもっと有名。


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本堂軒下の龍

◎  新宿界隈散歩(10) 


抜弁天交差点の風景


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久左衛門坂


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よくないことと思いながら
交差点を渡りながら撮影


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上に同じ

◎  新宿界隈散歩(11) 


法善寺の参拝を終えて
大通りに戻り
東へ進む。


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法善寺付近の小路


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若松町交差点

北に折れる道は下り坂


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原町3丁目交差点

北に向かう小路はさっきより更に急勾配

◎  新宿界隈散歩(12) 


経王寺に到着
日蓮宗のお寺で
大黒様を祀っている。


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経王寺の幟と提灯


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大黒様と盆栽の梅

拝殿の中の大黒様は撮影禁止だが
戸外に置いてある像ならよかろうと撮らせてもらった。


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わらべ地蔵

この寺ではどう呼んでいるのか知らないが
京都大原の三千院では可愛い石仏を「わらべ地蔵」と呼んでいたので・・・


◎  新宿界隈散歩(13) 


次に目指すのは神楽坂
そこまでもう少しだ。


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The tee TOKYO

「tee」ってなん何だろう?と思って調べたら
スリランカの有名ブランドの紅茶専門店らしい。


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二つの彫刻


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ステンドグラス


◎  新宿界隈散歩(14) 


神楽坂上交差点に到着し
坂を登って赤城神社に向かった。


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神楽坂6丁目通り

1月14日(成人の日)だったからかなり人出は多い。


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酒瓶の窓

「獺祭」がある。
何本もある。
この正月に呑んで美味しかった。


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脇道に入ってみたら
人影もなく静かである。

この辺の地理に詳しくはないが
おおよそ方角は分かるので
裏通りから赤城神社に向かうことにした。



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